赤げふの数学

数学・物理・微分の大学2年生 赤げふのBLOG

友人のための講義。

高校数学前提にし、ざっくり説明。まず

f:A\longrightarrow B:a\longmapsto bの意味から。

 

写像は与えられた集合Aの元を変換し、ある集合Bに移し変える事です。この元を変換する関数をfと言います。今言ったことを数式化すると

 

f:A\longrightarrow B

 

a \in A,b\in Bとなっているa,b(代表元という)のfによる変換の様子を具体的に書く時は"\longmapsto"という記号を使って

 

f:a\longmapsto b

 

と書きます。これらを混ぜます。「fが集合AからBに元を変換する、例として集合Aの元aを集合Bの元bに変換する。」を

 

f:A\longrightarrow B:a\longmapsto b

 

と書きます

最後になりましたが、必ず、fはAの元aに対しBの元bを1つ対応せねばなりません。2次関数とかもそうです。

一般論だけだと腐るので例。

二次関数g(x)=2x^{2}は実数を実数に移し変えます。例えばf(\sqrt{2})=4です。

よって

 

f:\mathbb{R} \longrightarrow \mathbb{R} :x\longmapsto 2x^{2}

 

と書かれます。

 

もう一つ。

記事でE^{1}という記号が出た。

あれはf(x)をf(x+1)と変換((平行移動)する演算子である。なので

 

E^{1}:f(x)\longmapsto f(x+1)

 

とかかれる