Segal-Shale-Weil表現
のSegal-Shale-Weil表現を紹介しマース
微分作用素を用いた表現です〜
とします。
を考えると、
(1)
(2)
(3)
が成立します。ここに、作用素の交換子の等号[\[ A,B\] =C]は任意の正則な関数fに対し
である事です(は写像の合成に注意)
を以前証明しましたがそれを使うと(3)は
と書き換えられます。の作用で固有値nに対し固有関数があるので
となります。
それでは(1)(2)(3)を証明してみましょう。
は線形作用素で、
正則な関数fは形式的に
と展開出来ますから、
それぞれの作用素をfに作用させた時、各自然数nに対しがどう変化するかを見ていけば等号が証明できます。
まず(2)は簡単です。
よしっ
次(3)
を使うだけです。
うぇいっ
最後(1)、
美しくて気持ちよくないですか???
(まぁi/2√2とかは調整したんですが)
2回微分のこのような関係式の存在自体が非自明で興味深いです。
詳しい話は小林俊之さんが「数学の現在 π」で語っております。
そしてこれが、フーリエ変換の微分作用素による表示へと繋がっていくのです
美しすぎて感動しますた